全脳教育とは?子どもの可能性を最大限に引き出すベビー・幼児期の教育アプローチ

近年、子どもの教育において右脳教育やフラッシュカード学習など、様々な教育法が注目を集めていますが、真の子どもの成長には、もっと包括的なアプローチが必要だと、私ども日本ベビーコーチング協会では考えております。本記事では、全脳教育の本質と、それがなぜ子どもの可能性を最大限に引き出すのかについて詳しく解説します。

 

 1: 全脳教育とは何か?

全脳教育とは、右脳と左脳のバランスの取れた発達を促進し、子どもの総合的な能力を高める教育アプローチです。従来の教育では、左脳中心の論理的思考や言語能力の向上に重点が置かれがちでした。一方、右脳教育では、創造性や直感力を育て、子どもの能力を引き延ばすものです。それぞれが、メリットもあり、ひとつのメソッドとして確立されていますが、この記事を読まれている方もお気づきの通り、教育を行っていく上では、どちらか片方だけを育てればよい、というものではありません。

また、片方だけに偏った教育や、指導時間・頻度によっては、脳機能に障害を起こすケースすらあり得るというところまで見通して、指導法・カリキュラムなどのご提供をさせていただいております。

私ども日本ベビーコーチング協会は、教育業界歴30年以上、理論だけではなく3万人以上の生徒様、保護者様たちとのかかわりや実践のなかで、どちらかに偏った教育ではなく、全脳教育を提唱しております。

全脳教育は右脳と左脳の両者の連携を強化し、脳全体としての機能を向上させることが重要で、子どもたちの創造性や問題解決能力、コミュニケーション能力などを総合的に伸ばすことをお伝えしております。

右脳でイメージしたものを、左脳で言語化してアウトプットすることで、はじめて、人に伝えることができる。当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、この連携を深め、左脳の語彙力を増やすなど、バランスをとった指導法をお伝えしています。

その結果

 

2: 右脳教育と左脳教育の違い

右脳・左脳にはそれぞれ得意分野があります。人は、そもそも生まれてきたときには、右脳優位の状態で生まれてきて、言語の発達とともに、左脳の発達が追いつき、4-5歳頃に右脳と左脳をつなぐ脳梁の神経回路がつながっていくのです。

 右脳教育とは?

  • 創造性、直感力、イメージ思考の向上に焦点
  • フラッシュカード、イメージトレーニングなどを活用
  • 感覚的な学習アプローチ

左脳教育とは?

  • 論理的思考、言語能力、分析力の向上に焦点
  • 読み書き計算、問題解決能力の訓練
  • 体系的な学習アプローチ

これらを別々に行うのではなく、バランスよく組み合わせることで、子どもの総合的な能力が向上します。

ですので、指導法としても、右脳的な指導法フラッシュカードに、同時に左脳との連携を強化させることができる「思考型フラッシュカード講座」なども、日本ベビーコーチング協会のオリジナルメソッドとして、ご提供させていただいており、多くの幼児教室・ベビー知育教室・施設様に指導法としてご活用いただいております。

▷思考型フラッシュカード講座 詳しくはこちら

 

3: 右脳と左脳バランスよく育てる全脳教育の適齢期とメリットは?

子どもたちは生まれたときは右脳優位の状態ですが、左脳の発達を促すためには「言語」の発達を連動させていく必要があります。言語の発達とともに、左脳の発達が追いつき、4-5歳頃に右脳と左脳をつなぐ脳梁の神経回路がつながっていくので、子どもたちが、べビー・幼児期を経て、幼稚園・小学校に入るまでの間に、この両方をバランスよく育てる必要があるのです。

多くの保護者様方、先生方は、幼稚園に入るころにはすでに、月齢の差はあるにしても、しっかりしている子と、ちょっと心配な子の「差」をすでに感じることもあると思います。どれだけ、右脳・左脳の連携が取れているか?連携が取れるような日々のかかわりができていたか?も影響を及ぼしているのです。

直感的・感覚的な右脳と、分析的・論理的な左脳の連携をバランスよくできているかな?足りないものは何?どんなアプローチをすれば、補助してあげられるか?そんなことを、子どもたちの様子を見ながら「的確に指導・サポート」することができれば、今、まだ経験や能力が足りない子どもがいたとしても、引き延ばすことができるのです。

机に向かって行うことだけではなく、日常の遊びや、日々の保護者様とお子様たちのかかわり、先生とお子様たちのかかわりの中でも育てることができます。右脳と左脳バランスよく育てる適齢期は4-5歳ごろからですが、それ以前からもはぐくむことができます。詰込み型の早期教育ではなく「適切なかかわり」こそが適宜教育であり、こういった関りを受けてきた子どもたちは、勉強しなさいと言われなくても、自然と能力が高い子どもたちに育ち、結果、難関中・高・大、ドクターへの道を進んだりとしていくのです。

 

日本ベビーコーチング協会の幼児教室開業者養成講座や、ベビー知育インストラクター講座総合的に学べるエキスパート講座などでは、その指導法の「理論」や「能力の育て方」「どのような指導法がよいのか?」など、体系立ててお伝えさせていただいており、多くのお教室運営の先生がたにも実践いただいており、大手の幼児教室に所属していたけれどこんなメソッドは知らなかった、目からうろこ、指導法を変えたら生徒様の能力が目に見えるように伸びたとおっしゃっていただいています。

 

 

4: 全脳教育の重要性

ここまでお読みいただき、右脳教育・左脳教育ではなく、「全脳教育」の意味とメリットがお分かりいただけたと思います。もう一歩踏み込んで、全脳教育の重要性をお伝えさせてくださいね。

バランスの取れた発達

  • 右脳と左脳をバランスよく発達させることで、子どもは様々な状況に柔軟に対応できるようになります。創造的な問題解決能力や、論理的な思考力を同時に身につけることができます。

相乗効果

  • 右脳と左脳の機能が連携することで、学習効果が相乗的に高まります。例えば、イメージ思考(右脳)と言語能力(左脳)を組み合わせることで、より深い理解と記憶の定着が期待できます。

多様な能力の開発

全脳教育は、学習面だけでなく、感情のコントロール、コミュニケーション能力、身体能力など、多様な能力の開発にも寄与します。

おのずと、学習面も、運動面も、情緒の安定や豊かさも、子どもたちに届けることができるのが全脳教育です。

 

VUCAの時代にこそ改めて大切にしたい「全脳教育」

私ども日本ベビーコーチング協会も教育業界に30年以上身を置き、関連会社では塾の運営も行っておりますが、知識重視、点数重視ではなく、子どもたちが自ら自律して、自分の力で社会で生きていき、豊かな人生を歩めることこそが、本当の教育の目的であると考えています。

ですので、塾を運営している身であるからこそ、学力だけではなく、子どもたちの能力・豊かさにフォーカスをしたいと思っています。ベビー期・幼児期の「遊び」の中に右脳・左脳・全脳・ひいては身体・心すべてを包括的に育むことを視点に置いた教育こそ、日本ベビーコーチング協会が提唱している全脳教育になります。

 

日本ベビーコーチング協会の全脳教育アプローチ4つの特徴

 

日本ベビーコーチング協会は、全脳教育を重視する独自のアプローチを提唱しています。

a) 包括的な発達支援

学習面や知能面だけでなく、体の発達、心の発達など、子どもの成長に必要なすべての側面をカバーしています。

b) バランスの重視

右脳と左脳のバランス、知育と徳育のバランス、個人の能力と社会性のバランスなど、様々な側面でバランスの取れた発達を目指します。

c) 最新の研究に基づくカリキュラム

発達心理学、コミュニケーション心理学、脳科学など、理論と3万人以上の生徒様とのかかわりの実践に裏付けされた、最新の研究成果を取り入れたカリキュラムを提供しています。

d) 個別化されたアプローチが可能

一人ひとりの子どもの特性や発達段階に合わせて、個別化されたアプローチできる手法をご提供しています。〇歳、〇か月だから、という指導法ではなく、発達状況を見極めて必要なアプローチを適宜していただけるように、指導者の観察力を高め、指導法の引き出しを増やす方法をお伝えしています。

 

全脳教育の効果

 

全脳教育を実践することで、以下のような効果が期待できます

1.学習能力の向上

右脳と左脳を効果的に使うことで、学習効率が大幅に向上します。

2.創造性の育成

右脳の機能を活性化することで、創造性豊かな発想力が身につきます。

3.コミュニケーション能力の向上

感情理解(右脳)と言語能力(左脳)の両方を育てることで、より効果的なコミュニケーションが可能になります。

4.問題解決能力の向上

直感的なアプローチ(右脳)と論理的思考(左脳)を組み合わせることで、複雑な問題にも柔軟に対応できるようになります。

5.感情コントロール能力の向上

右脳の感情処理能力と左脳の論理的思考を組み合わせることで、より適切な感情コントロールが可能になります。

6.身体能力の向上

脳と身体の連携を強化することで、運動能力や身体的な協調性が向上します。

 

まとめ

全脳教育は、子どもの可能性を最大限に引き出すための包括的なアプローチです。右脳と左脳のバランスの取れた発達を促進し、学習面だけでなく、心身の総合的な成長を支援します。
日本ベビーコーチング協会が提供する全脳教育プログラムは、最新の研究成果に基づいた科学的なアプローチと、一人ひとりの子どもに合わせた個別化されたメソッドを組み合わせています。これにより、子どもたちは自分の潜在能力を最大限に発揮し、将来の社会で活躍するために必要な総合的なスキルを身につけることができるのです。
全脳教育は、単なる教育法の一つではありません。

子どもたちがより豊かで充実した人生を送るための基盤を作る、包括的な成長支援アプローチなのです。子どもの可能性を信じ、その能力を最大限に引き出すことは、私たち大人の重要な責務です。子どもたちの輝かしい未来を共に築いていきたいとかんじでいただける方は、日本ベビーコーチング協会をぜひお尋ねください。

 

日本ベビーコーチング協会では、全脳教育を基本として、指導メソッド、カリキュラム作り~開業方法、規約やクレーム対応など、開業に必要なすべてをサポートする総合講座の無料相談(▷こちらから)も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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