一般社団法人WARAリズム普及委員会
発育発達理論に基づいた運動発達プログラム「WARAリズム」メソッドを開発、アドバイザーを育成するほか、保育士研修事業等をされている一般社団法人WARAリズム普及委員会様の「個人事業~法人化までのビジネス構築コンサルティング」支援事例です。
代表理事のお二人 森脇友規様、落田順子様にお話を伺いました。
子育ての不安を解消するには、大人が発達の本質を学び、正しい知識を持って子どもを理解することが必要
最初に、御社のサービスとミッションについて教えてください。
近年深刻化する乳幼児の運動不足を解消するため、0歳の粗大運動を育む運動発達プログラム「WARAリズム®」を開発。
乳幼児に関わる支援者を対象にアドバイザーを育成するほか、保育施設での保育士研修、保育士養成大学での学生向けワークショップ等を行いながら、乳児の運動発達の理解とWARAリズムの普及を行っています。
◆一般社団法人WARAリズム普及委員会ホームページ
理念として、
1.乳児の健全な発育と自立をサポート
2. 親育ちを応援「大人が変われば子どもが変わる」
の2つを掲げ活動しています。
現在、講座受講者数 は
・WARAリズム®アドバイザー数 47都道府県 400名以上
・WARAリズム®導入施設 30団体以上(ともに2024年7月時点)となっています。
このお仕事を始めたきっかけを教えてください
私たちは16年前はベビーマッサージ講師としてそれぞれの地域で子育て支援活動を行っていました。そのなかで、育児書通りにいかない子どもの成長に不安を抱く母親の声に、「発達には個性がある」と曖昧なアドバイスしかできない現状に疑問を抱いていました。
そんな私たちも我が子の成長に悩むひとりの母親でした。
理事の森脇の長男は、ほとんどハイハイをしませんでした。かたや次男、長女はハイハイをしっかりしました。そのせいか、同じ兄弟でも、転びにくかったり、踏ん張れたり、転んでもケガの程度が違ったりと身のこなしにかなりの違いがあったのです。
今なら分かるのですが、赤ちゃんが本来持っている運動機能を発達させるプロセスを知らずに、日常的に無理な姿勢を取らせたり、逆に必要な動作をやめさせたりして、赤ちゃんが自分で成長する機会を大人が奪ってしまっているのだとしたら、「発達は個性」だとは言えないのではないだろうか…
子育ての不安を解消するには、大人が発達の本質を学び、正しい知識を持って子どもを理解することが必要だということを身をもって経験したことから、「根拠に基づいた確かな手法」を「家庭で、楽しく、誰でもカンタンに」伝えられるように、これまで私たちが得意としていた「ふれあい遊び」×「発達の知識」をコンセプトに、WARAリズムを開発しました。
ビジネスのいろは、リスクヘッジ、講座構築、ビジネスモデル、渉外まで自分たちでは気づかないところまで視野を広げてくれた。
浦部のプロデュース&ビジネスコンサルを受けようと思った理由やきっかけを教えてください。
浦部先生に出会ったのは今から9年前のWARAリズム普及委員会設立当初です。
それまでの私たちは、個人商店でしたので、組織としてのビジネスマインドはもちろん、商売の法則や具体的な目標の立て方すら分かっていない状況でした。
そんな私たちですから、まずは「ビジネスパートナーとして友人2人で仕事をしていくとはどういうことか?」から学ばせていただきました。
その後は
・商品開発(定期講座の継続・上位資格・適正価格・コンテンツを売るための仕組み)
・リスクマネジメント(契約書・誓約書・規約の整備、商標登録)
・アドバイザーのサポート体制(資格取得後も高みを目指せるシステム、アフターフォロー、コミュニティの運営の方法)
・対外事業(実績と認知度をあげるための他団体との連携・協働)
等々、自分たちの開発したメソッドの資格取得者を育成し、世に広め、共に成長できるビジネスについて一から学ばせていただきました。
また、教育・べビー期・ママをサポートするという業界に長くいらっしゃり、他のコンサルさんにはない教育業界関連多くの知見をお持ちであったことも、非常に心強かったです。
的確、かつ先を見通したアドバイスで、法人化・運営・組織づくりまで、導いてもらった。
コンサルを受けてよかった点や変化した点を教えてください
前述の通り、設立当初からステージが上がる度にお世話になっておりましたが、やはり2023年の法人化が私たちにとって大きな壁であり、最も飛躍するステージアップのタイミングでも非常に的確なアドバイスをいただきました。
特に、会員制(研修等を継続的に行う代わりに年会費をいただくシステム)や価格改定など、新体制を導入するにあたっては内部を整えていく必要がありました。トップだけが潤うような収益優先のビジネスではなく、会員として活動し、活躍してくれるインストラクター、アドバイザーさんと共に発展していきたい。WARAリズムを一緒に広げてくれる仲間になってもらうためには、どのような仕組みが良いのか、どのような声かけが良いのかなど、たくさん相談にのっていただきました。
浦部先生のサポートのおかげで組織として飛躍する重要な局面を乗り越えることができ、現在、新体制がスタートしています。今では、法人化したことを喜んでくれ、同じ志を持った同士として「WARAリズム発展のために貢献したい!」と自ら動いてくれるインストラクター、アドバイザーが気持ちよく活動してくださっています。
そのおかげでご紹介などのお仕事が決まることもこれまで以上に増えており、改めて会員の皆様のWARAリズム愛を実感できるようになって嬉しい今日この頃です。
10年の組織づくりの結果、各地の公共施設で開催され、ママ・赤ちゃんたちの身近な体幹運動として認知されるように。
ビジネスにどのような改善や効果を実感されましたか?
法人化で新しい一歩を踏み出せたことで、対外的な信頼度も上がり、会員の意識の向上に繋がりました。インストラクターをはじめ、400名以上のアドバイザー会員のひとりひとりがWARAリズムの「価値」を提供、発信することに一丸となって向かっていけている実感があります。
アドバイザーやインストラクター会員の活動の場や発信頻度があがったことで、公共施設でWARAリズムを体験してくれることが増えています。そこから、保護者のための入門講座につながったり、近隣で教室を探されたり、ママ友に紹介してくださったり自ら行動を起こしてくれています。ちなみに様々な地域で開催されている子育て支援ひろばでは、WARAリズム講座が人気講座になっていると、現場で活躍の会員さまからもご報告をいただいています。
浦部先生の情報処理能力に驚いてばかり。背中を押し、チャンスの場を提供してくださることも含め、コンサルをお願いしてよかった!
お二人からみた、弊社サービスの特長や魅力は何だと思われますか?
・ご経験と実績からの専門的な知見!
・組織人としての心構え、利益を生むまでの流れ、社会人としての常識、マナー等のビジネスマインドが学べる!
・コーチング・コミュニケーション学を駆使されたクライアント対応がすごい!
・「いずれそうなっていこうね!きっとそうなるから!」と9年前に言っていただいていたことが、今、着実に実現できていること。
(インストラクター育成、保育園への参入、大学との共同研究など)
・「世の中に必要としてもらえるものならば、それを届ける責任があなたたちにはある」と背中を押しつづけてくださり、そのチャンスの場を提供してくださること。
浦部先生の情報処理能力に驚いてばかりです。頭の中をのぞいてみたいです(笑)
最後に、現在、弊社のサービスを検討している方に、メッセージをお願いします。
今の活動を「思い」だけでなく、持続・継承していける社会的意義のある事業にしていきたいと考えておられる起業家の方はぜひビジネスコンサルを受けられることをおすすめいたします。
貴重なお声、ありがとうございました。
子どもたちがより豊かで充実した人生を送るため、私たち大人が正しい知識を学び、関り、広げていく。子どもの可能性を信じ、その能力を最大限に引き出すことは、私たち大人の重要な責務です。子どもたちの輝かしい未来のために、ビジネスを強化していきたいという方は、日本ベビーコーチング協会をぜひお尋ねください。
日本ベビーコーチング協会では、全脳教育を基本として、育脳式指導メソッド、カリキュラム作り~開業方法、規約やクレーム対応など、開業に必要なすべてをサポートする総合講座やコンサルティングの初回無料相談(▷こちらから)も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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