協会理念
協会理念
あなたも...そして私も
たとえ子どもであっても
すべての人が、
「たった一人の大切な存在」であることを
感じて生きていける世界をつくる活動を
しています。
人は感情や気持ちを言葉に変えて伝えようとします。
けれど「言葉はコミュニケーション手段の中のたった7%を占めるにすぎない」とも言われています。本当の気持ちや感情は、表情や言い方、ちょっとした仕草などで伝わる部分が多いのです。
赤ちゃんや子どもたちは、愛情のこもった身近な人の声を聞き、色んなことを感じながら育っていくのです。愛しているから、あなたが大切だから「○○しなさい。」と言葉にして伝えたはずが、親の思いとは違った伝わり方をすることもあります。言葉ではなく空気を通して感じとり、親の心の底に隠された不安や悩み、親の感じ方の癖さえも無言のメッセージとして、子どもの心の奥底に伝わっていきます。
「そんなことないのに...」どんなに後から言葉で伝えても、幼子が親からの真の愛情を得ようと感じ取っていく過程で得た生き方、捉え方のパターンができてしまうのです。大人ですら、子どものころに知らず知らずに培った自分の感じ方の癖に気付いている人は、まだまだ少ないのではないのでしょうか。赤ちゃんや子どものためだけでなく、私たち自身にとってもその癖に気付くことは、ストレスから解放され、今以上によい人間関係(家庭・職場など)を構築し、コミュニケーションをスムーズにおこなえる第一歩となることでしょう。
「信頼しあえる」「尊敬しあえる」そんな感覚が、親子に、会社の上司と部下に、友達や同僚に、持てればどんなに心地の良いことでしょう。人は赤ちゃんでも子どもでも、「信じてもらえる」ことに幸福感をもち、そして「大切な存在として認めてもらえている」ことが生きていく力となっているのです。しっかり思いを伝えるために、気をつけて言ったつもりでも受け手が伝えてもらえたと感じられなければ意味がありません。
思いが伝わるために何が必要なのか...コーチングや交流分析(TA)はしっかり相手を思う気持ちを伝えるために必要なスキルです。思いがなければ活かされません。ベースになる心のメカニズムを知り、有効なスキルを身につけていただける場となるよう私ども日本ベビーコーチング協会は願います。このような思いにご賛同いただければ幸いでございます。
浦部 順子 (うらべ じゅんこ)
日本ベビーコーチング協会 主任講師
幼児教育~シニア脳トレまで幅広い世代の支援を30年、自社のノウハウを、今後活躍するベビー・幼児教育の先生方に講座形式で伝え、活躍するベビー・キッズエキスパートを100名以上輩出。
スキルに偏らず、「教えるマインド」「子どもやクライアントを操らない本物のコーチング」などを伝え、すべての人が、
「たった一人の大切な存在」であることを
感じて生きていける世界をつくるために活動。